SMK 需要増に備えフィリピン第二工場を開設
コネクタとリモコンを手掛けるSMK(東京都品川区)は4月21日、フィリピンの生産事業所SMKエレクトロニクス・コーポレーション第二工場を開設すると発表した。フィリピンの現工場はSMKグループのタッチパネルのメイン工場だ。主力の車載向けを中心としたタッチパネルに加え、2013年からスマートフォン用メモリーカードコネクタ、太陽電池モジュール用コネクタを本格生産、さらに15年から車載カメラ用コネクタの生産を開始している。
今回開設を決めた第二工場は需要が拡大しているリモコンの生産増強に備えるもので、7月からの稼働を目指す。これにより、生産スペースの規模は現在の約1.2倍(1万7000平方㍍)へ拡大する見込み。