ニトリ ベトナムに家具新工場 17年度にも稼働
家具専門チェーン国内最大手のニトリホールディングスは、2017年度にもベトナムに家具工場を新設する。組み立てだけでなく、部材生産も手掛けてコストを抑え、日本国内の店舗などに供給する。円安で輸入コストは上がっているが、生産の多くを人手に頼る家具は海外生産による人件費メリットが大きい。低価格販売を維持し、高水準の出店を維持するためにも海外生産を広げる。
ホーチミン市に近いバリア・ブンタウ省で、40万平方㍍の用地を借りて家具工場を建設する。具体的な生産能力などは今後詰める。建屋・生産設備などへの投資額は数十億円の見通し。新工場は18年2月期までに稼働させる予定。日本経済新聞が報じた。