西パプア州の警察官が燃料,木材を違法取引か 蓄財150億円
インドネシアの資金洗浄捜査機関の金融取引報告分析センター(PPATK)は5月15日、西パプア州ラジャ・アンパット県警の下級警察官、ラボラ・シトルスが1兆5000億ルピア(約150億円)の預金残高を持っていることを明らかにした。燃料、木材の違法取引に関与したとして、パプア警察は16日、森林法、石油ガス法違反の疑いで容疑者に断定した。パプア警察は容疑者が所有する燃料運搬用の小型船を押収し、船員5人を逮捕した。さらに東ジャワ州スラバヤで押収された軽油100万㍑とコンテナ15台分の材木は、同容疑者のビジネスに関係があるとみて捜査している。