コニカミノルタ マレーシアで15年度中に複合機生産
コニカミノルタはマレーシア南部のマラッカ市に工場を建設し、2015年度中をめどに複合機の生産を始める。総投資額は3億リンギ(約100億円)。これまでの中国に集中していた生産拠点を分散する。自動化を進めて既存の中国工場より3割少ない人員での生産を目指す。
マレーシア工場では、人件費の上昇に左右されない安定した生産体制を構築する。安い賃金を求めるのではなく、情報技術による自動化でコスト競争力のある工場をつくりたいとしている。まずトナーボックスやドラムユニットなど複合機の消耗品を生産する。次いで複合機本体の組み立ても始め、将来は中国にある工場と同規模に引き上げる計画だ。日本経済新聞が報じた。