ミャンマー特区で投資手続きワンストップで迅速化
ミャンマーのヤンゴン近郊にある経済特区「ティラワSEZ」が、投資手続きを迅速に処理するワンストップサービスを実現した。現地で事業を行う際に必要な投資許可と会社登記が、ミャンマーの他の場所では半年以上かかるのに対し、ティラワSEZでは3週間程度で済む。外国人の就業ビザも他では数週間かかるが、ティラワSEZでは申請翌日に取得できる。
ティラワSEZは入居の際にまず、工業団地側と仮契約を結び、登記を済ませた後に本契約に移る。2月上旬時点で仮契約は31社あり、このうち本契約まで進んだ企業はわずか6社だった。だが、ワンストップサービスの迅速化で、4月上旬までに仮契約が40件、このうち本契約を結んだ企業は22社に増えたとしている。日刊工業新聞が報じた、