ライオンエア転落事故は「操縦士の判断ミス」国家運輸安全委

ライオンエア転落事故は「操縦士の判断ミス」国家運輸安全委
 地元メディアによると、国家運輸安全委員会(KNKT)は5月15日、4月13日に格安航空のライオンエア機がバリ州ングラライ国際空港で着陸に失敗し、海に転落した事故について、初期調査結果を発表、操縦士の判断ミスが事故を引き起こした可能性があるとの見解を示した。
 KNKTの発表によると、着陸を試みた当時は豪雨の悪天候で、高度900フィートの時点で副操縦士は滑走路が見えず、150フィート(約46㍍)になってから機長に操縦を任せたが、そのまま海に突っ込んだという。KNKTはライオンエアに対し、非常時の操縦切り替えや設定高度に関する危機管理体制の改善を要求した。KNKTは来年5月までに最終調査結果を公表するとしている。