茨城県産メロン マレーシアに本格輸出

茨城県産メロン マレーシアに本格輸出

JA茨城旭村(鉾田市)が特産品のメロンの輸出を始めた。輸出先はマレーシア。同県産メロンの試験輸出はこれまでもあったが、本格的な輸出は初めてという。輸出されるメロンはクインシーという品種で、果肉の赤みや糖度の高さが特徴。大きさは1個1㌔で最低糖度は13度以上、平均で15度はあるという。250箱(約1.25㌧)を船便でマレーシアに送る。
2014年6月、同JAが日本貿易振興機構(ジェトロ)茨城貿易情報センターにメロン輸出の協力を要請。同9月にクアラルンプールで行われた商談会で、同国の食品輸入会社がメロン輸入に関心を示したため、同社の担当者を15年4月、同JAに招いた。まずメロンの甘みの強さに驚いていたほか、メロンの糖度を1個ずつ光センサーで測定するなどの、同JAの品質管理の高さが評価され、商談がまとまった。読売新聞が報じた。