コマツ インド南部に油圧ショベル新工場新設
建設機械大手コマツは5月12日、タミルナド州チェンナイに油圧ショベル工場を新設したと発表した。投資額は34億円。同社はこれまで現地有力ゼネコンとの合弁会社エルアンドティーコマツを通じて、油圧ショベルを外部に委託生産してきたが、自社生産に切り替える。
新工場はインド子会社コマツインディア有限会社(KIPL)が構えるダンプトラック工場と同じ敷地内に設置した。建屋の面積は約9000万平方㍍。4月に稼働しており、5月8日に新工場の開所式を執り行っている。年産能力は2500台で、同3000台までの増産が可能。7~45㌧クラスの油圧ショベル5種類を生産する。