インド4月新車販売6カ月連続プラス 2ケタ増に

インド4月新車販売6カ月連続プラス 2ケタ増に

インド自動車工業会が発表した4月の新車販売台数(乗用車と商用車合計)は、前年同月比14%増の26万3821台となり、6カ月連続で前年同月を上回った。2ケタ増は4カ月ぶり。前年同月の2014年4月はインドの自動車販売が冷え込んだ時期で、その反動で高い伸びとなった。15年4月の乗用車の販売台数は21万7949台で16%増だった。
インドの乗用車市場は14年5月のモディ政権の発足後、消費者心理が改善し上昇基調に転じた。乗用車市場の伸びをけん引したのは、販売シェア約4割を握るマルチ・スズキ。新型セダン「シアズ」に加え、「アルト」など主力の小型車も堅調で27%増の販売となった。韓国の現代自動車、ホンダも販売を伸ばした。