インドネシアの電子商取引市場規模5年で5倍に

インドネシアの電子商取引市場規模5年で5倍に

英ユーロモニターの推計によると、インドネシアの2015年時点のインターネット小売市場は15億8200万㌦(約1890億円)と、東南アジア最大規模となる。直近5年間で市場規模は5倍近くに拡大し、19年には50億㌦に達する見通しだ。1人当たりの国内総生産(GDP)は3500㌦を突破。中間所得・富裕層の消費意欲の高まりが、同国EC市場の急成長をけん引してきた。
ただ、これは新興国に共通するが、流通網や決済手段の未整備やインフラが脆弱なことがEC普及の課題として挙げられ、これらの克服、解消が今後問題として出てきそうだ。