住友商事 SGLを中核に海外物流企業を再編
住友商事は海外の物流事業を再編する。2015年9月までをめどに、欧米とアジアでの主要な物流関連会社の住商の持ち分株式を、物流子会社の住商グローバル・ロジスティクス(SGL、東京都中央区)に移管。SGLを住商グループの総合物流事業の中核会社に位置付け、拡大する。海外の物流需要を取り込む。SGLとして19年度に純利益で20億円以上(14年度は13億円)を目指す。
欧州地域を統括するドイツをはじめ、米国、中国、ベトナム、インドネシア、タイの計6拠点をSGLの傘下に組み入れる。すでにSGLヨーロッパ(デュッセルドルフ、住商の持ち分は40%)とSGLアメリカ(ニューヨーク、同20%)は、SGLの株式移管を完了した。今後、SGLチャイナ(上海、同95%)、SGLインドネシア(ブカシ、同80%)、SGLタイ(バンコク、44%)、ドラゴンロジスティクス(ハノイ、同34%)についても、9月末までに実行する。日刊工業新聞が報じた