日本の投資誘致へ インドネシア投資調整庁長官訪日
インドネシアの投資調整庁(BKPM)のフランキー・シバラ二長官は日本からの投資誘致のため、5月26~29日訪日する。地方代表議員団6人も同行する。今回の訪日はジョコ・ウィドド大統領の強い意向を受けたもので、同長官は日本の投資は雇用効果が大きいと高く評価し、今回はとくに地方へ誘致するための情報提供したいとしている。
日本では東京、大坂、名古屋で投資セミナーに出席して投資を呼びかける。27日に東京都千代田区の日本教育会館一ツ橋ホールで、BKPMと三菱東京UFJ銀行が共催する「グローバル経営支援セミナー」に出席し、インドネシアの最新の外資誘致環境について説明する。今回は地方の水産分野、農林業分野のアグロインダストリーの投資可能性についても紹介する。
こうした投資促進活動とともに、受け入れ体制もさらに強化する。ワンストップサービスとして、外資の投資許可の早期承認の準備を進めており、6月4日以降、今まで2カ月かかった期間を20日間に短縮する予定だ。また帰国後、BKPM内に「日本インドネシア投資フォーラム」を創設する考えも明らかにしている。地元メディアなどが報じた。