訪日客の「手ぶら観光」促進 観光庁が環境整備

訪日客の「手ぶら観光」促進 観光庁が環境整備

観光庁は外国人向けの宅配サービスの拠点を、平成27年度中に計100カ所程度設定することが5月27日、分かった。スーツケースや土産物などを駅やホテル間で即日配送し、旅行者が荷物を持ち歩かずに済む「手ぶら観光」の環境整備を図るのが狙い。
観光庁は6月から「手ぶら観光」のサービス拠点を認定する。ヤマト運輸や佐川急便、日本郵便などの宅配事業者らが、三大都市圏を中心に全国の主要な空港、駅、ホテルに受付窓口を設置。当初50カ所程度でスタートし、27年度中に100か所程度に拡大する。