アルプスツール タイ内陸部に新工場 6月稼働

アルプスツール タイ内陸部に新工場 6月稼働

アルプスツール(長野県坂城町)は、タイ内陸部のナコンラチヤシマ県スラナリ工業団地に工具とバーフィーダー(棒材供給装置)を製造する新工場を建設した。同工場は一部2階建て鉄骨造りで延べ床面積は2600平方㍍。当初の従業員は日本人2人を含めて20人。新工場の稼働に伴い、生産能力は15%程度高まる。投資額は約6億円。6月に稼働し、10月に出荷を開始する。3年後に年間3億円の売り上げを見込む。
同社は2002年にタイ湾岸部のアユタヤ県に工場進出しており、今回との2拠点体制により、成長する東南アジア市場を深耕する。日刊工業新聞が報じた。