第一生命がインドネシア中堅生保株を40%取得へ
複数のメディアによると、第一生命保険はインドネシアの中堅生命保険会社、パニン・ライフに出資する方針を固めた。パニン・ライフの株式の40%を総額300億円強で取得する見込み。パニンは2011年の収入保険料が約2兆5000億ルピア(約250億円)の中堅生保。総資産は約400億円。
大手生保は市場拡大が見込める東南アジアなど新興国でのM&A(合併・買収)を狙っている。とりわけインドネシアは若年世代の層が厚く、今後の中間所得層の増加が見込まれている。それだけに今回の入札にも韓国のサムスン・ライフや日本の富国生命など複数の保険会社が参加していた。