住商 ベトナムビンフック省で第三タンロン工業団地
住友商事は6月1日、ベトナムビンフック省(ハノイ市北部)との間で、第三タンロン工業団地の開発に合意したと発表した。第三タンロン工業団地はハノイ中心部から北に44㌔㍍、ノイバイ空港から北西に20㌔㍍に位置し、ハイフォン・カイラン両港からの自動車専用道路でアクセスが可能な好立地にある。開発面積は約200㌶(当初予定)、総事業費約150億円を予定。日系企業の需要増に対応して、2018年の開業を目指す。
住友商事は1997年、ハノイ市に第一タンロン工業団地、2006年にフンイエン省に第二タンロン工業団地をそれぞれ開業。第一、第二工業団地で合計面積620㌶、約150社が入居している。
現在販売中の第二タンロン工業団地・第二期(開発面積126㌶)はすでに3分の1が販売済みで、一部で工場建設が始まっている。また、500平方㍍から2000平方㍍規模の貸工場も逐次増床している。同社が同地で手掛けた工業団地はこれまでに約1800㌶で、約360社が入居している。