資産2億円以上の中国富裕層 14年は初の100万人超え

資産2億円以上の中国富裕層 14年は初の100万人超え

中国の準大手銀行、招商銀行と米コンサルティング大手ベイン・アンド・カンパニーの調査によると、中国の2014年の1000万元(約2億円)以上の投資資産を持つ富裕層は、前回調査(12年)と比べ46%増の104万人となった。中国の経済成長が鈍化しているのとは対照的に、急激な伸びをみせた。
増加に寄与したのは株式相場の上昇だ。15年初時点の保有資産別にみると、株式が全体の26%を占める。13年初と比べ4㌽増えた。一方、不動産は同国内の不動産市況の減速を背景に、投資用不動産は10%と同5㌽減少した。日経産業新聞が報じた。