住友化学 韓国に新工場 EV電池生産能力倍増

住友化学 韓国に新工場 EV電池生産能力倍増

住友化学は6月10日、主に電気自動車(EV)に使われるリチウムイオン電池用の部品の一つ、セパレーター(絶縁材)の生産能力を倍増すると発表した。韓国に工場を新設するほか、愛媛県新居浜市の大江工場の生産能力を1.3倍に引き上げる。EVの市場拡大に対応する。
80億~90億円を投じ、韓国の現地子会社の敷地内に工場を新設、2017年に稼働させる。増産に向けた総投資額は計約100億円。同社が海外に生産拠点を設けるのは初めて。