比 埋め立ての中国に抗議 昨年の5倍規模のデモ

比  埋め立ての中国に抗議 昨年の5倍規模のデモ

マニラ共同によると、独立記念日を迎えたフィリピンの首都マニラで6月12日、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で岩礁埋め立てを進める中国に対する抗議デモが行われた。
こうした抗議行動は昨年もあったが、今年は埋め立てで造成された人工島で滑走路や6階建ての巨大な建物が完成に近づいていると伝えられるだけに、その数は昨年の5倍の約1000人に上り、気勢を挙げた。
そして12日午前、在フィリピン中国大使館の領事部が入るビルの前を、市民団体のメンバーらが「フィリピンに干渉するな」「主権を守り抜こう」などと書かれたプラカードを掲げて行進した。