インドネシア5月二輪販売35%減 不振鮮明に
インドネシア二輪車工業会の発表によると、2015年5月の二輪車販売台数は48万2691台となり、前年同月の74万3030台に比べ35%減少した。この結果、1~5月累計では約266万7000台で、前年同期の346万2000代から23%減少した。13年1~5月は327万8000台だったから、最近3年間では最低となった。景気減速に伴い、経済成長が鈍化する一方、ガスや電気代は上昇しており、消費者の購買力が相対的に下がったことが主因だ。
こうした状況を受け、同工業会のグナンディ会長は「すべてのメーカーが残業を減らすなどして生産量を調整している」と説明している。ビスニス・インドネシアが報じた。