パキスタン熱波の死者400人に ラマダンで被害拡大か

パキスタン熱波の死者400人に ラマダンで被害拡大か

パキスタンの英字紙ドーン(電子版)は6月23日、同日南部カラチを襲った熱波の影響による死者が22日までに400人に達したと伝えた。シャリフ首相は医療従事者や関係当局に対し、患者の治療に全力を挙げ、住民への救援策を早急に講じるよう指示した。
カラチでは20日の気温が今年最高となる45度を記録、21日も40度を超えるなど厳しい暑さが続いている。
イスラム教徒が多数を占めるパキスタンでは、ラマダン(断食月)を迎え、多くの人が日中の飲食を控えていることもあり、熱中症などの被害拡大が懸念される。共同が報じた。