訪日客向け販促 農産品の検疫支援 7月から実証実験

訪日客向け販促 農産品の検疫支援 7月から実証実験

JTBなど旅行会社や三越伊勢丹ホールディングスなど小売関連企業で構成する一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(東京都港区)は、訪日外国人向け農産物の検疫支援サービスを始める。訪日客が日本で購入した農産物を空港の検疫施設に配送し、出国時に検疫済みの商品を受け取れるようにする。手軽に農産物を買えるようにして訪日客需要を取り込む。
まずヤマト運輸と組んで、7月から北海道で実証実験を始める。実験に協力する3店舗でツアー客が、対象商品であるメロンを購入すると、新千歳空港の検駅施設は配送し事前に検疫を受ける。夜に出発する外国人客が、昼間に買ったメロンを空港でスムースに受け取るといったことが可能になる。