ミャンマーNLD 総選挙参加へ スーチー議長表明
ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)のアウンサンスーチー議長(70)は7月11日、首都ネピドーで記者会見し、11月に実施される民政移管(2011年)後、初めての総選挙への参加を正式に表明した。民主化改革を継続するためだと説明した。
総選挙に向けNLDは優勢とみられており、改選議席の3分の2以上を獲得した場合、NLDが推す候補が大統領になる。ただ、ミャンマー国会は6月、家族の国籍を理由にスーチー氏の大統領就任を阻む憲法条項の改正案を否決しており、今のままではNLDが圧勝してもスーチー氏自身が大統領に就くことはない。