北九州市式の浄水普及へベトナムで合弁 タカギなど
浄水器を手掛けるタカギ(北九州市)など同市内6社・団体とベトナム第3の都市、ハイフォン市の水道公社が、ベトナム全土での北九州市独自の高度浄水方式の導入拡大に向け、12月をめどに現地に合弁会社を設立する。
北九州市が姉妹都市の縁で設立を後押ししており、合弁会社を通じて市内企業の商機拡大を目指す。合弁会社の資本金は100万㌦(約1億2200万円)で、タカギが51%、同公社25%出資する方向。通常設備に比べ建設費が半分、運用コストが20分の1で済む北九州式を普及させて関連企業の受注につなげる。日経産業新聞が報じた。