三菱自動車 100億円投じフィリピンで小型車生産
三菱自動車はフィリピンで、小型車「ミラージュ」の生産を2016年にも始める。フィリピン政府による自動車産業支援策が適用される見通しになったことを受け、年3万台規模の生産を目指す。タイやインドネシアに並ぶ柱に育てる。
三菱自動車が2014年に米フォード・モーターから買収した新工場で生産する。マニラ南方のラグナ州にある同工場で多目的車(MPV)「アドベンチャー」と商用車「L300」を生産している。これにミラージュが加われば年産5万台規模になるとみられる。設備投資は100億円程度になる見込み。日本経済新聞が報じた。