JR東日本 訪日旅行客 アジアで開拓へ旅行2社と提携
東日本旅客鉄道(JR東日本)は7月14日、タイや中国に営業拠点を持つ旅行会社2社と業務提携すると発表した。現地の販売網を通じて、JR東日本の旅行商品を売り込み、拡大が続くアジアの訪日旅行需要を開拓する。
タイとインドネシアで事業を展開するS.M.I.トラベル(バンコク)と、JR東日本の旅行商品について共同で販促活動を展開する。ベトナムなど近隣国の旅行市場調査で協力するほか、人事交流も実施して東南アジアの消費者ニーズや営業ノウハウを共有する。中国では、現地で旅行会社を運営するETモバイルジャパン(東京都千代田区)と組み、中国限定の旅行商品のブランドを立ち上げる。