ジャカルタのオフィス稼働率6カ月で2.4㌽低下
米不動産コンサルティングのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)がまとめた調査結果によると、インドネシア・ジャカルタ中心部のオフィス稼働率が、6月末に92.1%と2014年末の94.5%から2.4㌽低下した。14年末までの最近の数年間、ジャカルタ中心部のオフィス稼働率は上昇を続けていた。
同調査によると、ジャカルタ中心部には年内に81万6000平方㍍のオフィススペースが新たに供給される予定だ。このため、オフィス稼働率は15年末までに83%まで低下する可能性があるとみている。
ジャカルタの一等地の月間オフィス賃料は、6月時点では1平方㍍当たり32㌦となり、11年の22㌦から大きく上昇したものの、14年末の39㌦からは下げている。