7月中国新車販売7.1%減 リーマンS以来の下げ幅
中国汽車工業協会は8月11日、7月の新車販売台数が前年同月比7.1%減の150万3000台だったと発表した。4カ月連続のマイナスで、減少幅はリーマン・ショックで販売が急減した2008年12月(11.6%減)以来の大きさだ。
景気減速で需要が弱含んでいたところを6月中旬以降の株安が直撃し、個人を中心に新車買い控えの動きが広がった。マイナス幅は4月(0.5%)、5月(0.4%)、6月(2.3%)から一気に急拡大した。統計が変動しやすい春節(旧正月)を挟む1~2月を除けば実質的に約6年半ぶりの落ち込みを記録した。