天津爆発現場で有害物質の発生続く2次災害懸念

天津爆発現場で有害物質の発生続く2次災害懸念

中国・天津市浜海新区で8月12日深夜に起きた爆発事故で、現場周辺のマンションなどでは14日も住民の出入りが制限される一方、行方不明者の捜索が続いている。地元当局は鎮火が確認されない限り、原因の特定は難しいとしており、現場の安全確認を急いでいる。現時点では、当初の消火放水によって化学反応を起こし、大爆発につながったのではないかとみられている。
北京各紙よると、倉庫からは有害物質が引き続き発生しており、2次災害の懸念もあることから、現場周辺の住民約6000人を10カ所の学校などに避難させた。