米子~香港定期便就航へ鳥取県・平井知事が交渉
鳥取県の平井知事は8月20日、米子空港(境港市)と香港の国際定期便就航に向けて、香港空港と交渉していることを明らかにした。実現すればソウル便に続いて2路線目の国際定期便となる。平井知事は「鳥取を国際リゾートとして確立したい」と意気込んでいる。
鳥取県観光戦略課によると、米子~香港間では香港の旅行会社「EGLツアーズ」が2013年からチャーター便を運航。同年夏は24往復、14年夏は片道18便、15年春は8往復が就航、計約6500人が搭乗し、搭乗率は80%前後を記録した。
EGLツアーズのチャーター便は今年10~12月にも就航予定で、県は搭乗率も高めて定期便就航交渉の追い風としたい考えだ。平井知事は9月16日に香港航空本社を訪問予定。定例会見では「最低でも週2便以上で定期便を実現したい」と話した。出入国管理の体制整備なども必要で、実現は早くても来年度以降になる見通し。読売新聞が報じた。