タイ観光客 爆弾テロの影響で最大100万人下振れ
タイ政府は8月26日、首都バンコクで8月17日夜に起きた爆弾テロの影響で、2015年の訪タイ外国人観光客数が最大で100万人下振れするとの見通しを明らかにした。観光収入にして700億㌦(約250億円)の影響となる。
観光業はタイの主力産業の一つで、周辺産業まで含めると、国内総生産(GDP)の2割を占めるとの試算もある。それだけに当局は観光客に安心感を与えるべく、バンコクだけで警察官など4000人を観光地や繁華街に追加配備して警戒にあたっている。