千代田化工 シンガポール海洋資源開発事業で合弁

千代田化工 シンガポール海洋資源開発事業で合弁

千代田化工建設は8月27日、海洋資源開発のEPCI(設計・調達・建設・据え付け)事業で、シンガポールのエズラホールディングスと合弁会社を設立すると発表した。合計約216億円(出資比率50%)を出資する。日本のエンジニアリング会社が海洋資源開発のEPCIに参入するのは初めて。エズラのEPCI事業部門を分離し「エマス・チヨダ・サブシー(ECS)」を設立。千代田化工は12月31日をめどに180億円分の株式を取得。ECSが行う第三者割当増資を引き受け36億円を出資する。エズラのEPCI事業の売上高は現在1000億円。合弁設立による相乗効果で、20年度に売上高2400億円を目指す。