東洋農機 ジャガイモ収穫機普及へインド市場開拓

東洋農機 ジャガイモ収穫機普及へインド市場開拓

東洋農機(北海道帯広市)はジャガイモ収穫機で、インド市場の開拓に乗り出す。国際協力機構(JICA)の事業に採択されたのを受け、現地の農政局や企業と提携し、ジャガイモ収穫機をインド国内で普及させる。
インドは中国に次ぐ世界第2位のジャガイモ生産国。栽培から収穫に至るまでの農作業は、ほぼ人手に頼っている。インドで収穫機を普及させることで、つながりが強いアフリカなど世界的な事業展開の足掛かりにする。同社は1967年に設立。ジャガイモ収穫機では国内シェア約7割を占める。2015年1月期の売上高は約29億円。