G20 中国減速の影響を注視 構造改革求める

G20 中国減速の影響を注視 構造改革求める

トルコのアンカラで開かれていた主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は9月5日夜、共同声明を採択して閉幕した。会議では市場の混乱の発端とみなされた中国に対し、日本など各国から要望が相次いだ。
当面世界的な金融市場の動揺について、影響の広がりを注視するとともに、中国の過去の景気刺激策が生んだ過剰な生産設備や、金融機関の不良債権問題など、いまの中国が抱える経済の構造的な問題について、改革を求めた。