ベトナムからIT人材受け入れ検討 経産省が協議会
経済産業省は2016年春をめどに、ベトナムのIT人材を日本に迎え入れるための協議会を立ち上げる。現地の大学卒業生などが円滑に日本に留学できるように仕組みづくりについて議論する。
政府はサイバーセキュリティ対策など、日本で不足しつつあるIT人材を東南アジア各国の人材で補う考えで、中でもベトナムは人材派遣に意欲的だという。第1弾として17年度にもベトナムからのIT人材の受け入れ実現を検討している。
政府は20年までに国内の外国人IT人材を現在の約2倍の6万人とする目標を掲げており、年間5000人以上の受け入れが必要。同省はベトナムから年間1000人超の規模の受け入れを検討している。日刊工業新聞が報じた。