クボタ ミャンマーに農機工場 16年春稼働目指す
クボタは、ミャンマー最大都市ヤンゴン近郊のティラワ工業団地に、農業機械の組み立て工場を建設する。今秋にも着工し、2016年春以降の稼働を目指す。投資額は10億円前後とみられる。
民主化後、基幹産業である農業の近代化に伴い、急増するミャンマー国内の農機需要を取り込む。すでにティラワ工業団地内に約1万平方㍍の土地を確保している。
生産能力は不明だが、エンジンやタイヤなど基幹部分を輸入して、トラクターなど主力の農機の組み立てを手掛ける。世界の農機大手がミャンマーに本格的な生産拠点を設けるのは初めて。日本経済新聞が報じた。