中国客 大手コンビニ3社全店で「銀聯カード」OK

中国客 大手コンビニ3社全店で「銀聯カード」OK

コンビニエンスストア各社が中国の銀行、クレジットカード「銀聯カード」の決済サービスを全店に導入する。セブンイレブンとローソンは今秋、ファミリーマートも2016年1月をめどに全店で対応する。10月1日に始まる中国の大型連休などを見据え、地方都市にも足を延ばしている訪日客の旺盛な消費を取り込む。
セブン&アイ・ホールディングスは10月1日から全国1万8000店で銀聯カードでクレジット決済ができるようにする。銀行口座から即座に引き落とすデビット決済には対応せずに、既存のレジシステムを改修する。ローソンは9月24日から全国の1万2000店で銀聯カードのクレジット決済に対応する。ファミリーマートは銀聯カードの決済端末をすでに250店舗で導入しており、16年1月までにクレジットカード決済を全店で利用できるようにする。