NECがインドネシアで流通業向けソリューション販売強化
NECはインドネシアで流通業向けのソリューション販売を強化する。POS(販売時点情報管理)システムに加え、ソフトウェアのラインアップを拡充。これにより、現地での流通業向け製品の売上高を2014年3月期は、前期の1000万米㌦(約10億円)から2倍以上に引き上げる。
現地法人NECインドネシアの塚本武社長は、個人消費の伸びを背景に流通業が成長しており、店舗などの運営コストの削減につながるソリューション需要が拡大していると指摘。ハード・ソフト両面で製品のラインアップを拡充することで流通業向けの売り上げを倍増させる方針。同社の2013年3月期の売上高は1億5000万米㌦で、うち8割が通信部門、2割が流通業を含むITソリューション部門の構成だが、14年3月期は全体で前の期と比べ3割の増収を目指す。