スズキ インドでディーゼルHVに参入
スズキはシェア4割抑える主力のインドでディーゼルハイブリッド車(HV)に参入する。やや高めの価格帯を狙い、2016年には新しい小型車も投入。同社はこれまで軽自動車をベースとした安価な小型車を強みとしてきたが、急拡大する中間層に人気のある中型車種の品揃えを広げ競合を引き離す。
新しく投入したのはセダン「シアズ」に簡易型のHVを搭載したモデル。ディーゼルエンジンに補助バッテリーを組み合わせて従来に比べて8%燃費性能を改善した。HVは購入時の物品税が安くなるメリットがあり、都市部を中心に販売する。価格は日本円換算で150万~185万円。インド北部の主力のマネサール工場で生産を始めた