日本4年連続首位 アジアの人旅したい国ランキング
日本政策投資銀行と日本交通公社が年次調査として7月にインターネットで実施した、8カ国・地域の外国旅行経験者約4000人を対象とした「訪れたい・旅したい国」ランキングで、日本は4年連続で首位となった。日本政府観光局(JNTO)のまとめによる訪日外国人観光客もアジア地域からの急増ぶりが目立っているが、このランキングもこうした実態を裏付けている。
東京、大阪、京都などの人気地に加え、北海道、九州などの地方観光の人気もじわり拡大している。訪日旅行を希望している人の割合は55%で、前回の2014年調査の水準を維持した12年の調査時より8㌽上昇している。今回の調査ではこれまで肉薄していたオーストラリア(40%)や韓国(39%)をかなり引き離し、旅行計画を具体的に検討している人も増えている。
調査対象は韓国、中国(北京、上海)、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシアの8カ国・地域。