加賀屋 シンガポールで本場の「おもてなし」紹介
日本の人気の老舗旅館、加賀屋(石川県七尾市)は10月12日、シンガポール東部のテマセク・ポリテクニック(技術専門学校)で加賀屋流「おもてなし」を紹介した。加賀屋が本格的に同様のイベントをシンガポールで開くのは初めて。
石川県をはじめとする日本への観光客誘致や、シンガポールの観光サービスの向上が目的。2016年に創業110周年を迎える、そして37年間連続でサービス日本一となった加賀屋の「おもてなし」のデモンストレーションを交えた説明に、来場した観光学を学ぶ学生や観光関係者約70人は強い関心を示した。
シンガポールのテマセク・ポリテクニックとタイ公益法人、お互いフォーラムがワークショップ「『おもてなし』サービスの海外発信」を共催した。ワークショップでは加賀屋の天野博康インバウンド課長が、おもてなしの定義に加えて、同旅館のおもてなしの質向上のための取り組みを紹介した。NNAが報じた。