三菱重・ミネベア カンボジアのスマート構想で協業
三菱重工業とミネベアは10月22日、カンボジアの首都プノンペンで進める無線制御を用いた「プノンペンスマートシティ構想」で、情報通信技術(ICT)を活用した高度道路交通ソリューション技術で協業する内容の覚書(MOU)を締結したと発表した。
ミネベアは現在、プノンペン市内やシエムレアプ州の世界遺産アンコールワット周辺など5カ所に約9000本の高校率LED(発光ダイオード)街路灯を設置。これらを遠隔制御の無線ネットワークで結んで、自動で調光制御し、電力使用量の削減を実現する計画を進めている。
2016年初めに着工し、3年目の完工を見込んでいる。三菱重工は道路交通に関する技術を提供、ミネベアと連携しながら共同で技術開発を行う。