ミャンマー総選挙 NLD 選管集計で過半数獲得確実
ミャンマーの総選挙で、アウン・サン・スーチー党首(70)率いる野党、国民民主連盟(NLD)は11月12日、連邦選挙管理委員会集計による公式集計で議席の過半数獲得が確実な情勢となった。
選管による開票結果で、NLDは上下両院の359議席中、291議席を獲得。上下両院でそれぞれ4分の1を軍人が握る国会(選挙延期7議席を考慮した657議席)で、単独過半数を握るには329議席が必要だ。したがって、未確定の132議席の約3割の38議席の上積みが必要だが、NLDは開票積みの約8割で当選しており、単独過半数の実現は確実となった。