マルチは1割増の11万台 インド11月乗用車販売

マルチは1割増の11万台 インド11月乗用車販売

インドの主要自動車メーカーの11月乗用車販売統計が出そろった。最大手マルチ・スズキの国内販売は前年同月比10.6%増の11万599台だった。
これに対し、他の日系2社は販売台数を減らした。ホンダカーズインディア(HCIL)は3.6%減の1万4712台、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は15.6%減の1万278台だった。
車種別にみると、マルチの小型セダン「ディザイア・ツアー」が69.1%増の3363台。国内販売の半分近くを占める「スウィフト」「リッツ」「セレリオ」「ディザイア」の小型ハッチバックは合わせて19.5%増の4万4626台だった。HCILのセダン「シティ」が12.6%減の6342台、小型セダン「アメイズ」は24.0%増の4106台。TKMのセダンの新型カムリが好調で65%増となった。
このほか、ヒュンダイ・モーター・インディアは22.9%増の4万3651台、マヒンドラ&マヒンドラは35.9%増の1万9662台だった。NNAが報じた。