MELK阻害剤 豪州で臨床試験開始 オンコセラピー

MELK阻害剤 豪州で臨床試験開始 オンコセラピー

東証マザーズ上場のオンコセラピー・サイエンス(神奈川県川崎市)は1月5日、抗腫瘍硬貨が期待される、同社が開発中の「MELK阻害剤OTS167」について、オーストラリアで第1相臨床試験を開始すると発表した。健常成人を対象にOTS167を経口投与した際の消化管吸収性の確認を目的とする。
OTS167は分子標的治療薬で、ゲノム包括的遺伝子解析により発見された抗がん剤の新規標的分子であるMELKが発現する。幅広いがん種に対して効果が期待される。