渦潮電機の電動車両 比エネルギー省に納入契約

渦潮電機の電動車両 比エネルギー省に納入契約

フィリピンのエネルギー省が進める電動三輪タクシー(電動トライシクル、eトライク)導入事業の第1弾入札で、渦潮電機(愛媛県今治市)の子会社が提示価格の約51億円から27%減額となる約37億円で契約を結ぶことが明らかになった。
1月21付スタンダードなどによると、マルコス・エネルギー次官が渦潮電機子会社のBEMACエレクトリック・トランスポーテーション・フィリピンに対して発注したことを明らかにした。契約は近日中に結ばれる見通し。
エネルギー省は同国内のトライシクル10万台を電動化する計画で、総事業費5億米㌦(約現在のレートで約584億円)のうち、3億米㌦はアジア開発銀行(ADB)が融資する。この第1弾として3000台の電動トライシクルをマニラ首都圏と南部タガログA(カラバルソン)地方に導入する計画。NNAが報じた。