新日鉄住金 タイの薄鋼板事業2社を統合
新日鉄住金は2月10日、タイで冷延鋼板の製造・販売するグループ、The Siam United Steelと自動車用を中心とした溶融亜鉛めっき鋼板を製造・販売するNippon Steel&Sumikin Galvanizing(Thailand)が、2016年9月をめどに経営統合することで合意したと発表した。
両社が経営統合することで、タイはじめASEAN市場における「薄板品種総合力No.1ミル」の実現に向け、1995年以来、現地で培ってきたマネジメントノウハウやローカル人材等の経営資源を融合し最大限に活用し、顧客への対応力、競争力をより強化していく。
新会社は「NS-Siam United Steel」はラヨン県マプタプットに本社工場、バンコク市バンナに支店を置く。資本金は130億バーツ(約430億円)。年間生産能力は冷延鋼板100万㌧、溶融亜鉛めっき鋼板36万㌧。従業員数1100名。