山田コンサルG SPIREを子会社化 海外事業支援強化

山田コンサルG SPIREを子会社化 海外事業支援強化

山田コンサルティンググループ(東京都千代田区)は3月14日、連結子会社の山田ビジネスコンサルティングがSPIRE Research and Consulting Pte Ltd(以下、SPIRE)の発行済み株式の80%を取得し子会社化することで、SPIREの株主と基本合意を締結したと発表した。
SPIREはシンガポールで2000年に創業、現在はシンガポール、インドネシア、マレーシア、インド、中国、ベトナム、韓国で事務所を設置。日本、米国、欧州、アジアの多国籍企業を顧客とし、約80名のコンサルタントが全世界に点在する約500名の外部調査員を活用しながら、顧客の新興国地域への事業展開のための市場調査を主なサービス業務としている。
山田ビジネスコンサルティングはSPIREの子会社化により、アジア地場のリサーチファームを傘下に持つ日系コンサルティングファームとして希少なポジショニングを築き、顧客の海外事業の発展をより一層支援できるとしている。