日立 シンガポールの子会社を統合し総合提案力強化
日立製作所は3月18日、インフラシステム事業のアジア統括会社、日立インフラストラクチャシステム(シンガポール)の100%出資子会社で、RO膜システムの設計から製造、販売、メンテナンスを手掛ける日立アクアテックと、商業施設・公共施設および住宅向け水関連設備のエンジニアリングを手掛けるアクアワークスを4月1日付で合併させると発表した。合併後の存続会社は日立アクアテックとなる。
今回の両社の統合により総合提案力の強化と、両社の顧客基盤を通じた受注機会の拡大をさらに図るとともに、経営リソースの集約による一層の経営効率向上を目指す。合併後の日立アクアテックは、2018年にはシンガポールやモルディブなどを中心としたアジア地域や島しょ国において、売上高約3800万シンガポールドル(約30億円)を目指す。