東芝三菱電機 PCS事業でインドに40億円投資
東芝三菱電機産業システム(東京都中央区)は3月24日、全世界でトップシェアを誇る大容量太陽光発電システム用パワーコンディショナ(以下、PCS)のグローバル事業を加速すべく、傘下の海外子会社に対して、3月から9月にかけて80億円規模の資本投入を行うと発表した。
資本増強を行う対象子会社はインド、米国、中国、東南アジア、欧州とほぼ全世界にまたがる。
このうち、インドに対しては新工場建設も含めて総投資額の半分にあたる40億円規模(うち新工場建設分25億円)を投入する。インド新工場は現工場と同じベンガルール地域で、電動機工場の隣接地に建設する。敷地面積2万7000平方㍍、建屋面積1万平方㍍。次世代の「エネルギー循環型工場」とする構想で、今春着工し2017年夏の操業開始を目指す。